六義園しだれ桜

六義園の見どころ

六義園(りくぎえん)は徳川5代将軍徳川綱吉の家臣、柳沢吉保により造られました。

和歌の世界を庭園で表現したいと考えた吉保は、7年という歳月をかけて、平坦な地に池や山、大泉水などを造り、万葉集や古今和歌集に詠まれた景観を見事に表現しました。

その温和で繊細な造りから、六義園は小石川後楽園と共に、江戸二大名園とも称されています。昭和28年には国の特別名勝にも指定され、芸術上、鑑賞上、価値に高い庭園として、六義園は常に美しく整備されました

東京ドームの1.9倍(87000u)もある六義園内には、クスノキやケヤキ、ツツジやモミジなど約5600本もの木が植えられており、一年中四季折々の花々を楽しむことができます。数々ある六義園の名所の中でも、一番人気なのは、庭園の中心部に植えられているシダレザクラです。流れ落ちる滝を連想させる、鮮やかで優雅なシダレザクラは圧巻で、3月末には毎年、この薄紅色の美しい桜を見に、六義園を大勢の観光客が訪れます。

六義園はツツジも大変人気です。ツツジの花が咲き乱れる頃ももちろん美しいのですが、六義園にはツツジの古木を用いて作られたつつじ茶屋と呼ばれる名所もあり、ここは11月下旬には美しい紅色に色づいたモミジに囲まれ、茶屋で休む人々の目を癒してくれます。燃えるように真っ赤なモミジのトンネルは、ここが東京であることを忘れてしまうほどです。

他には、対岸には吹上浜が見える出汐の湊や流れ落ちる水の音を静かな空気の中で楽しめる滝見の茶屋渡月橋と呼ばれる石の橋なども、六義園の名所です。

六義園のつつじとしだれ桜

六義園つつじまつり

六義園は、文京区本駒込六丁目にあります。六義園までのアクセスは、JR山手線または東京メトロ南北線の駒込駅からは徒歩7分、都営地下鉄三田線の千石駅からは徒歩10分ほどです。

六義園では色々な花を楽しむことができますが、その中でもツツジの花は有名で、六義園のツツジは、「駒込=ツツジの街」と印象付けるほどの花となりました。そのツツジが4月は見ごろを迎えます。

六義園では、可愛らしいベニキリシマ、鈴のような形のドウダンツツジ、そしてうす紫色が美しいミツバツツジなどを楽しむことができます。

六義園では、今年は4月18日から5月11日まで、恒例のつつじまつりが開催されます。つつじまつりでは、六義園のつつじのことを色々知ることができる、「樹木医によるつつじの特別ガイド」が、4月19日(土)と4月26日(土)に行われます。また4月19・20日には「フレーベル少年合唱団コンサート」が、5月3日には「津軽三味線コンサート」が、5月11日には「篠笛・尺八コンサート」が催され、目からも耳からも心を癒してくれます。六義園では、期間中毎日、500円で抹茶と和菓子を提供してくれるサービスも行っているので、こちらもおすすめです。

六義園の入園料は、中学生以上は300円(都内の中学生は無料)、65歳以上は150円です。六義園ではお得な年間パスポート(一般1200円、65歳以上600円)も発売されているので、このパスポートを購入すれば一年中いつでも六義園の美しい自然を満喫することができます。